フットケアの資格はどんなものがある?

看護師は、その分野の広さゆえにいろいろな職場で働いている人がいます。働き方やこだわりポイントも人によってばらばらです。

フットケアは介護、看護の分野でも比較的新しいものですが、発症である欧米での治療の歴史は古く、日本でも靴を履きはじめた時代から徐々に注目され始めました。

看護師が取得できるフットケアの資格は2つあります。1つは、認定看護師資格の一つで皮膚と排泄ケアのスペシャリストです。この資格を取得するには、看護師の資格を取得し5年以上の実務、そのうち3年以上の皮膚・排泄ケアの現場で実際に働いている経験をもってなくては受験することができません。認定看護師資格を取ると21の看護分野で活躍する事ができ、病院によっては給与や待遇アップを用意している所もあります。皮膚・排泄ケア認定看護師はWOC看護師と呼ばれ高い専門性とそのニーズの多さから非常に求められている資格です。また全体の45%が認定資格看護師について給与面での待遇を行っています。求人先ではWOC看護師を募集している事もあるため、習得して損はないでしょう。フットケアはWOC看護師の一部に含まれていますがキャリアアップにつながり就職にも有利です。

もう1つのフットケア指導士は足の専門知識を向上させようと日本フットケア学会が認定を行っている資格です。こちらはWOC認定看護師と比べると受験資格の幅が広いですが、やはり実務経験3年以上の看護師が受験できる資格です。

これら資格に興味を持った方は{教えて!フットケアのいろは}にさらに詳しく解説してありますので、併せて見てみてください。